【活動報告】「CUDo!2023」への参加
山崎ゼミでは10月7日(土)にNPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構が主催する「CUDo!2023」に参加してきました。
会場では、箱の中にある様々な物に特殊なライトを当てて、色弱者の方が見えている世界を疑似体験できるブースや、CUD(=カラーユニバーサルデザイン)された実例が展示されていました。
実例の中で特に私が驚いたのは、歩行者用の押ボタン式信号機です。「おまちください」と表示される文字の色が、赤色から白色に変更されたのは、色弱者の方が白色の方が見えやすかったからだそうです。
尻ミッター不二夫さんと栗田正樹さんによるトークセッション「色弱者のホンネ」では、色弱で進路を変更せざるを得なくなったことや、日常生活の中で困った話等の当事者の貴重な生の声をきくことができました。
トークセッション後には、栗田さんから直接お話をきくことができました。その中で特に印象に残っていることは、「色弱者が今日まで生き残ってきたのは、社会から必要とされてきたということ。それぞれ輝ける場所がある。それは色弱に限ったことではないよ。」というもので、この考え方を見習いたいと思いました。
イベント後は札幌市内を散策し、わかりやすい・わかりづらいデザイン、ジェンダーに配慮したデザインなどについて議論を深めました。
今後、山崎ゼミではユニバーサルデザインされた商品を自分達で企画しようと計画しています。
今回学んだことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。
(1年・浅利)