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熊田ゼミ

東川町にて吃音当事者と言語聴覚士によるトークイベントを開催しました

2022年10月18日 火曜日 / カテゴリー 熊田ゼミ

10月22日は国際吃音啓発の日(International Stuttering Awareness Day)です。
吃音(きつおん)とは言葉がつかえて流暢に話すことのできない障がいで、およそ100人に1人いると言われています。
幼児期に発症することがほとんどですが、医学的原因がはっきりとわかっておらず、
自然に目立たなくなる人もいれば、大人になっても吃音と共に生きている人もいます。

吃音への正しい理解を広め、障がいの有無に関わらず誰もが暮らしやすい地域になることを願って
熊田ゼミナール主催(後援:写真文化首都「写真の町」東川町、東川町教育委員会)で
10月10日に東川町せんとぴゅあⅡにてトークイベントを開催しました。

イベントは、先日、幼児教育学科1年生の授業にも来ていただいた
阿部勇司さん(北海道ベースボールリーグ富良野ブルーリッジ選手・吃音の当事者)と
熊田(言語聴覚士)によってトークセッション形式で行われました。

まず、阿部さんが自身の生い立ちも含めて、吃音とどう向き合ってきたかを率直な言葉で語り、
その後、参加申し込みのあった方々から事前に募集した質問に、阿部さんと熊田がトークを交えながら
お答えしました。
最後はフロアからの質問を受け付けましたが、時間が足りなくなるほど活発なやりとりがなされました。

アットホームでささやかなイベントにしたかったので、定員を20名と少人数にさせていただいたのですが、
結果的には3連休にも関わらず定員を上回る参加申し込みがあり、保育・療育・教育関係者だけでなく一般の方々の
関心の高さを伺わせるものとなりました。また、吃音当事者の方も複数参加してくださいました。

そして、第2弾を開催してほしい、吃音だけでなく様々な障がい当事者の声を聴くイベントを開催してほしい、など
たくさんのご期待が込められたお声を頂戴し、勇気と元気をいただきました。

阿部さん、ご来場いただいた皆さま、会場準備や広報にご尽力いただいた東川町職員の皆さまに
心より感謝申し上げます。


ゼミ生がこの日のために準備した壁面パネルをバックにトークしました!


来場してくださった方々にゼミ生手作りのささやかなお土産をプレゼントしました。グリーンリボンは吃音啓発のシンボルです。


イベントのチラシです。イラストは短大の卒業生が描いてくれました!

最後に1つお知らせです。
今回トークイベントにご登壇いただいた阿部勇司さんが、
10月18日(火)にFMりべーる「ラジオアフタヌーンショウ」(12:00~14:00)にゲスト出演されます!

視聴するにはこちらから
リスラジ
http://listenradio.jp/sp/
サイマルラジオ
http://www.simulradio,info/

FMりべーるHP
https://www.fm837.com

ご興味のある方は、是非ともお聞きいただければと思います!

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