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旭川市立大学地域連携研究センター

旭川大学地域研究所主催 2022年度 第1回研究会開催報告

2023年01月24日 火曜日 / カテゴリー 旭川市立大学地域連携研究センター, 地研ニュース

2022年12月20日(火)に旭川大学地域研究所主催の2022年度 第1回研究会が開催されました。今回は「地域研究所共同研究プロジェクト」に申請された共同研究の中間報告に加えて,『旭川大学地域研究所年報』第42号に掲載された論文の成果を共有する研究会となりました。

第1報告は,保健福祉学部の泉澤真紀氏が代表を務める研究グループ(共同研究者:中川初恵氏,長川和美氏)より,「高等学校による看護系進路支援の現状と課題」のタイトルで「地域研究所共同研究プロジェクト」の中間報告がされました。高等学校における看護系進路支援の現状や課題をインタビュー調査により明らかにした上で,進学先となる大学等の教育機関との接合を図りながら進路指導を実施していく必要性が提起されました。

第2報告は,短期大学部の赤堀達也氏による「北海道の国公立大学スポーツにおける将来の在り方に関する考察―幼児から中学生を対象とした地域スポーツクラブと連携した大学バスケットボール部の過去の事例から―」のタイトルでの報告でした。大学バスケットボール部と地域のスポーツクラブの連携が先進的に進められている静岡県の事例の紹介を踏まえて,旭川市への適用可能性やスポーツを通じた地域づくりの必要性が議論されました。

第3報告では,旭川大学客員教授の佐々木悟氏より「酪肉連携・組織化と乳用牛借り腹ETによる和牛子牛生産の展開」のタイトルで報告がありました。肉牛生産の減少に対して北海道の産地で実施されている酪肉連携の取り組みが分析され,地域の畜産業の存続にとって重要となる新たな産地組織化の形態であることが示されました。

各報告後にはフロアの参加者との活発な質疑応答があり,最後に大野剛志地域研究所所長より全体の総括がされました。

 

文責:勝又悠太朗

(地域研究所委員 研究会主担当)

「高等学校による看護系進路支援の現状と課題」研究代表 泉澤 真紀 氏、共同研究者 中川 初恵 氏、長川 和美 氏                                                             

「北海道の国公立大学スポーツにおける将来の在り方に関する考察~幼児から中学生を対象とした地域スポーツクラブと連携した大学バスケットボール部の過去の事例から~」   赤堀 達也 氏

「酪肉連携・組織化と乳用牛借り腹 ET による和牛子牛生産の展開」佐々木 悟 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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