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長濱ゼミ

後期フィールドワーク(当事者家族インタビュー№1)

2023年11月15日 水曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

長濱ゼミ専門ゼミナール(3年生)の活動報告です。

 

 

 

皆さん、こんにちは。

コミュニティ福祉学科3年の福原知謹(フクハラトモチカ)です。

 

早いもので後期が始まり1カ月が経過をし、北海道は短い秋が終わりもうそろそろ冬の訪れがこようとしています。

ここ数日は小春日和が続いておりましたが、今週末ぐらいからは一けた台の気温に突入するようで、雪の季節が来ると思うと重い腰を上げて冬支度をしなくてはなと思っているのですがなかなか進みません。

 

 

 

 

去る2023年11月8日は、

以前の記事『前期を振り返り、後期に向けて(長濱ゼミ3年生専門ゼミナール)』にも記載しております、

後期のゼミ活動として、年明けにあります大学内の全学部に向けた発表会に参加し発表を目的としているところの、

発表会のコンテンツの為の調査として、

長濱先生が関係しておられる当事者家族の方にインタビューを行うために愛別町でフィールドワークを行いました。

 

 

 

 

【ここで、余談となりますが、旭川市立大学のコミュニティ福祉学科は2年生からゼミに必須で所属することとなります。

このゼミは2年生は展開ゼミナール、3年生は専門ゼミナール、4年生は研究ゼミナールと各学年での目的がそれぞれ違うものであり、当然基本的には2年生には2年生の活動が、3年生には3年生の活動があるということになります。

我々3年生は、専門ゼミナールであり、

専門ゼミナールの通年での学びは、『展開ゼミナールでの学びによる情報収集能力、文献等の分析・考察、学生同士のディスカッション、フィールドワークにおける課題の把握に力を入れていく。併せて、4年次の研究ゼミナールにおける最終的な研究のまとめにつなげていくように展開する。』というルールを設けております。】

 

 

 

前置きが長くなりましたが、この専門ゼミナールのルールの基、今期から開始された長濱ゼミは前期から学びを継続しているという形となり、是非とも前述の『前期を振り返り、後期に向けて(長濱ゼミ3年生専門ゼミナール)』を見て頂ければ流れが把握できるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、本題に入ります。

 

本日は、長濱先生が関係しておられる当事者家族の方にインタビューを行うために愛別町でフィールドワークを行いました。

 

長濱ゼミ専門ゼミナールは、僕と熊谷さんの2人体制でおこなっており、インタビュー調査(数回実施予定)に関し、熊谷さんがインタビューを担い、私、福原はメモを取りながら熊谷さんの補助に入る形をとることとしております。

 

本日も、インタビュアーは熊谷さんにお願いしましたので、熊谷さんに今回のインタビューに関してコメントを頂きました。

 

 

 

当事者家族のインタビュー

熊谷鈴夏

 

前期フィールドワークにおいて生活介護事業所アトリエ・トムテのお祭りに関わり、当事者ご家族の交流会に参加しましたが、今回のように当事者ご家族のご自宅で訪問インタビューを行うのは初めての機会でした。

実際にお話を伺えることに嬉しさを感じながらも、自然と話すことができるのだろうかという少しの緊張もありました。

私たちが家に着くと、インタビュー対象者のご夫婦が温かく出迎えてくれました。農家の方であったため、農作業についての話や周りにある山のことについての話など、世間話を交えながら和やかに話が進んでいきました。

今回のインタビューは、息子さんが障害児入所施設を経て共同生活援助(グループホーム)で生活をされている方のご家族になります。

事前にゼミの中で質問内容としての大枠を立てていた部分についても、多くのことを聞き取ることができました。子どもの障がいが分かったときのこと、医療機関や児童相談所との関り、施設に入所したときの葛藤や心理状況、施設に対する期待や不安、施設を退所してグループホームで生活をする時の気持ちなど、貴重なお話を聴けました。

在宅生活から、施設やグループホームを利用する時の思いは、現在、在宅生活を行っている当事者家族の抱える将来への不安や問題点を考えている私たちにとってはとても貴重なお話でした。

目的をもったインタビューという形ではあるものの、ご家族との触れ合いを通して楽しいひとときを過ごすことができました。

 

(薪ストーブのある暖かなお部屋で、話が弾んであっという間に時間が過ぎていました)

 

 

 

 

 

今回の訪問させて頂いたお宅はとても景色のよい田園風景であり、尚且つ秋の終わりを迎えている感じが儚くともとても情緒的でした。

 

お父さんから「こんな景色は見たことないんだ」とのお話があり、本来は山すそが笹の葉で緑色をしているのに、今年は笹の花が咲いて全部枯れたとうかがいました。

 

笹は60年から120年に一度咲くと言われており、非常に珍しいとともに不幸なことがおきる前兆とも言われています。そのお話をうかがうととても不思議な感覚で景色を眺めていました。

(お家は薪ストーブで、冬の為の薪が大量に置いてありました)

 

 

 

 

(お家の庭には錦鯉が泳ぐ素敵な池が2か所ありました。この写真は車庫の横の野鯉の住む深さ3mほどのため池で巨鯉が泳いでいます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インタビュー調査後には、

隣町の上川町にあるお菓子屋さんのよもぎ餅が美味しいという噂をききつけたので、

上川町にある【ひめや製パン菓子舗】へ。

(【ひめや製パン菓子舗】の紹介ページが上川総合振興局のページにありました。)

 

 

 

 

ひめや製パン菓子舗のよもぎ餅『よもぎの里』を購入し、エスポワールの鐘で上川町を一望しながら食べようと思いましたが、雨だったので断念いたしました。

(愛別町でまた別日にインタビュー調査を行うので、その際にリベンジします)

 

 

 

 

 

 

ひめや製パン菓子舗のよもぎ餅『よもぎの里』は大学内の長濱先生の研究室で美味しく頂きました。

 

 

(後ろの大量の本がいつも研究室に行くと圧巻の風景です)

 

 

 

 

今回から約1か月間に渡り、毎週フィールドワークが続くこととなります。

フィールドワークに関し、活動報告を毎回発信出来ればと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします

 

 

旭川市立大学

コミュニティ福祉学科3年

福原知謹

 

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