7月26日、五所ゼミナールでは断酒会の皆さんとパークゴルフを行いました。恒例となったこのパークゴルフ親陸会は 3 年生は昨年に続き2 度目、私たち2 年生は初めての参加となりました。断酒会とは、アルコール依存症の方またはその家族等の自助グループのことをいいます。断酒会の目的については昨年の記事にまとめています（＊2022/11/14 投稿記事にて）。
2 時間にわたるパークゴルフで親睦を深めた後は、断酒会の皆さんが回復のために日頃から行うアルコール依存症に関しての体験談を語る「体験発表」と質疑応答の時間が設けられました。

（ルール説明とチーム分けの様子です。初めて参加するゼミ生も多く、みんなドキドキです。）

　ここからは 2 年生メンバーの感想です。

　今回断酒会の皆さんと関わってアルコール依存症というものについての知らぬ間についてしまった偏見がなくなりました。参加する前は､眼光が鋭く､声を荒げたりする怖いイメージがあったのですが､実際に会ってみるとみなさん穏やかで､パークゴルフ中もとても優しく楽しみ方を教えてもらうことができました。本当に優しい方ばかりでしたが､その優しさには､断酒会に入るまでのお酒による失敗や苦しみなどがあり、辛い思いをしたからこそ人に優しくできるのではないかなと考えることができました。とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。（藤川)

（2年生は初めてのパークゴルフ。丁寧に打ち方を教わりました！）

　 断酒会のパークゴルフでは、断酒会の方々と、パークゴルフを通して交流できたとともに、アルコール依存症になってしまった際についてお話を聞かせて頂くことができて、とても勉強になりました。同時に、お酒に限らず、何かに対して依存しすぎてしまうことは、自分に関わりのある人にも影響を及ぼしかねないと分かりました。また、お酒に依存してしまう人の中にも、仕事のストレスなどから依存してしまう人もいれば、精神疾患の症状などから依存してしまう人もいると学んだので、それら当事者の背景を考慮しつつ支援していくことが、ソーシャルワーカーとして大切なことの一つであると感じました。また機会があれば、ぜひもう一度、断酒会の方々とパークゴルフしたいです。この度は本当に楽しい時間をありがとうございました。(一條)

　 最初はアルコール依存症の人たちについてテレビなどで見た知識しかなく実際に会うのが少し怖かったが、実際に会うと優しくパークゴルフを教えてくださったり、自身の体験に着いて詳細に教えていただけたりとすごく親切な方が多い印象を受けました。
アルコールによって人生が変わってしまった人たちだからこその辛さなどを知れた貴重な体験でした。(関川)

　断酒会の皆様の体験談を伺い、長く断酒していても一度飲んでしまうと止められなくなるというアルコール依存症の怖さを知りました。断酒会のように同じ境遇でわかってくれる人の存在が大切だとわかりました。パークゴルフは初めてで不安でしたが、丁寧にやり方やコツを教えていただき、楽しむことができました。断酒会の皆様、ありがとうございました。(山﨑)

（3年生は2度目のパークゴルフでとても上達しています。）

vol.2へ続く