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長濱ゼミ

専門ゼミのフィールドワーク報告第一弾

2023年07月12日 水曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

専門ゼミの前期フィールドワークが終了しました。美瑛町の生活介護事業所のアトリエ・トムテのトムテ祭りに参加し、家族の方々との交流を含めたくさんの体験をすることができました。充実の一日でしたので、全容を一度にお伝えしますと膨大な量になってしまうため、数回に分けてゼミ報告をしていきます。

第一弾として、ゼミ生の福原さんに事業所の紹介をしていただきます。

 

(アトリエ・トムテの前にて  福原さんのエプロンがお似合いです。)

 

 

 

 

 

長濱ゼミ、第一回フィールドワーク報告です。

 

本日は第一弾です。

 

皆様こんにちは。コミュニティ福祉学科3年福原知謹です。

 

去る2023年7月8日土曜日に、社会福祉法人【ゴーシュの櫓(やぐら)】が運営する生活介護事業所【アトリエ・トムテ】に行ってまいりました。

 

(写真の右側に長濱先生とメンバーの熊谷さんが映りこんでいます)

 

(ログハウス調の素敵な建物)

 

 

 

 

今回は、アトリエ・トムテが運営・企画する【2023:トムテまつり】に、おまつりのお手伝い及び生活介護事業所に通所されている利用者様のご家族のお話を聞く為に参戦させていただきました。

(おまつりの設営準備の1シーン)

 

 

 

ここで一つ前情報として、

社会福祉法人は、社会福祉法第24条第2項により、地域の福祉ニーズ等を踏まえつつ、法人の自主性、創意工夫による多様な地域貢献活動が行われることが法律で決まっております。

つまり、社会福祉法人は地域に開かれた施設として、そして、僕らが今、学んでいる社会学そして福祉学の根底にある共生社会、ノーマライゼーションの普及の為にも、地域の方達に施設の事やご利用者様の事を知ってほしい、そして知るという機会を作ること、これは大切なこととして活動が行われていると僕自身が感じております。

今回の【2023:トムテまつり】は地域に開かれた活動であるといえるでしょう。

 

 

 

 

それでは本題に戻りまして、まずは、今回の記事は、生活介護事業所【アトリエ・トムテ】に関してのご紹介。

アトリエ・トムテは、美瑛町にある生活介護事業所で、装いも新たにして5年目を迎えた新しい事業所です。

 

 

 

 

 

 

 

まずトムテに到着して理事長の本谷さんに施設を案内して頂きました。

 

 

 

事業所では、織物や陶芸を利用者様が行っております。

 

 

陶芸は、従業員の今井さん(ちなみに今井さんはバイオリン奏者でもあります)の指導の基、利用者様が陶芸をされています。

(ちなみにですが、私、福原も陶芸を見るのが好きで日本中の陶芸の里巡りをしております。その傍ら陶芸教室も通っていたこともあり、すごく陶芸の時に食いついてお話聞いてました(笑))

 

 

(素焼きの段階で乾燥させているところだと思います)

(成形技法はタタラ作りです)

 

 

 

ここで、「なるほどな」と学びになった事として、当、長濱ゼミにおいて、第一回目のブログ記事にも書きましたが、トムテに通われている利用者様達は、音で世界を知る方や、絵で示すと意思が伝わりやすい方が多くいらっしゃいます。

 

例えば音で世界を知る人にお願いする作業として、陶器においてやすり掛けをして頂くといった役割がそれぞれの方にあることです。

 

(袋に封をする陶器の部品をやすり掛けしてもらっています)

 

 

他にも色々な陶器の作品も

(かわいい豚さんの陶器もあります。これは爪楊枝置き??)

 

 

これは利用者様が絵付けをした作品

 

 

この絵付け出来るお皿ですが、新たな活動として、窯元として北海道に来る旅行者様にも絵付け体験が出来るようになるようで、絵付けをしたのち8時間で焼きあがりお渡し出来るようです(詳細は、トムテに確認してください。)

 

 

 

 

 

織物は、本格的な織機が。

(初めて見る織物の機械)

 

(糸や布も様々な物が準備されています)

 

この織物機を使って完成された作品がこちら

(色合いが素敵、ちなみに長濱先生の研究室の机にもこの作品がランチョンマットとして使用されています)

 

壁にも、大作品のカバンが

 

 

 

 

 

ちなみにこれらの作品ですが、美瑛の道の駅で購入が可能です。

美瑛:道の駅「丘のくら

 

 

 

 

 

今回の記事は、アトリエ・トムテのご紹介の記事でした。

 

今回、トムテに訪問させて頂き、僕自身は今までの人生で福祉関係とは縁がなく、人生で初めて事業所を見学しました。

 

皆さん、とても優しい方達で、【当事者と共に】を垣間見ることができ、また、当事者家族の熱い思いも聴けて、将来の目的の実現に向けて自分の人間形成につながるなと改めて確信したところです。

 

また、長濱先生のいままでの社会福祉士のお仕事の雰囲気もみることができ、貴重な一日でした。

 

 

次回はトムテまつりの記事および次々回は当事者家族研究に向けてのフィードバックの記事を準備しております。お楽しみに!!

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